「GX雇用、足りぬ適材」 (6/11 日経朝刊・ビジネス2)
日経新聞の記事の中から、気になるテーマを選んで、いろいろと考えてみようと思います。
今日気になった記事は、脱炭素社会の実現に向けたグリーントランスフォーメーション(GX)を担う人材が大幅に不足している事を伝えるものです。
最近、DX(デジタルトランスフォーメーション)やAI(人工知能)を扱える人材の不足についてはよく耳にしますが、GX(グリーントランスフォーメーション)人材の不足についてはあまり聞いた事がありません。
記事を要約すると次の通りです。
~脱炭素社会の進展に伴い、2035年までにGX人材が200万人以上必要とされるが、適任者が足りていない。
すでに太陽光や風力発電などの再エネやEVなどの分野では技術者やコンサルの不足が顕著で、人材の争奪戦が起きている。今後、脱炭素に関わる企業において事務職(総務・企画)、エンジニア(専門技術者)、コンサルタント(脱炭素計画の立案)といった人材がさらに必要となり、人材の確保が企業の事業存続に直結する。
日本ではこれまでGX人材についてのはっきりした定義がなく、企業も求職者もどのようなスキルが求められるのかが曖昧だった。このような問題を受け、2024年5月、官民連携組織「GXリーグ」がGXのスキル基準を発表し、GX人材を4類型に分類し、4段階の技術レベルも設定した。
求められるGX人材像が明確化されたが現状では適任者がほとんどおらず、企業は社員をリスキリングにより育成し、GX人材を確保していく事が急務である。~
いやー、DX人材だけでなく、GX人材も足りないとは!!
大企業であれば自前でリスキリングを習得できるカリキュラムを準備できるでしょうが、中小企業や個人でもそのようなスキルを習得したい場合はどうすればいいのでしょう?
公的な機関が実施するリスキリング用カリキュラムの拡充が強く望まれます。(DX・AI・GXなど学ぶべき分野は多いですね)
カリキュラム受講の対象者も幅広く募るべきだと思います。(求職者や労働者だけでなく、経営者も対象に入れてほしいです)
脱炭素への取り組みはまったなしです。
社会から求められている人材になるために、老若男女をとわず、ひとりひとりが自ら学べる機会がもっと増えるといいなと強く思いました。